簿記の基本は「借方」「貸方」

簿記を勉強し始めると、最初に出てくる用語が「借方」と「貸方」です。
どの学校、どの参考書もそれが最初にでてきます。
なぜかというと、簿記はこの意味をきちんと理解しないと何も始まらないからです。
では、「借方」「貸方」の意味は何でしょう?どういう役割があるのでしょうか。

みなさんは通常何かを覚えるとき、何かの意味、関連性などの理由をつけて単語を理解して覚えますよね。
簿記でいうと、なぜ左側を借方というのか?
実は、特に理由はありません。
右側の貸方も同様です。
それもそのはず、「借方」「貸方」は単なる決めごとだと認識してください。
簿記を教わるとき、その教え方も、借方の“り”が左にはねるから左側、貸方の“し”が右にはねるから右側と教えています。
つまり、左側のことを「借方]、右側のことを「貸方]と呼ぶことに決まっているだけだったのです。



実は「借り」や「貸し]にこだわって、理由を考えるとわからなくなります。
無駄な時間を消費せず、左側は「借方」、右側は「貸方]と覚えてください。
簿記では、伝票類、帳簿類のすべてに、「借方」と「貸方」の表示が出てきます。
借方、貸方が出てくる代表的な帳簿が、“総勘定元帳”です。
総勘定元帳はすべての勘定口座を集めている帳簿なので、とても大事です。

企業で使われているすべての勘定科目を1冊に集約していますので、簿記の原点ともいえるでしょう。
ちなみに昔は手書きで作成していました。
厚いバインダーで、ルーズリーフ式の帳簿でした。
どの企業も事務机の上に手あかで汚れた手書きの総勘定元帳があったものです…。
話が反れましたが、とにかく、企業の全取引を転記したものですから、非常に重要なものです。
総勘定元帳を作るためには、「借方」「貸方」に仕訳することができないと何も始まりません。
それぞれ勘定科目ごとに、その役割を理解し、正しく仕分けしてやることが、「借方」「貸方」のしくみを知る近道なのです。

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